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よくかむには

噛む事で体にどんな変化が起こるかがわかりました。では、日常生活でどうすればよいのでしようか? 

よくかむために必要なことは5つあります。

1. 虫歯ゼロ
2. 食べ方
3. コミュニケーション
4. 食事時の環境
5. 食材の選び方・調理法

よくかむにはどうすればいいの?

良く噛む為に必要な事 5つについて、詳しくお話していきましよう。

虫歯ゼロ

歯が痛い、歯が欠けているような状態ではしっかりかもうとしても、かむことができません。歯科医院ですぐに治しましょう! 一生自分の歯でかめることが理想です。その為には、虫歯になりにくい生活習慣を作ることが大切です。

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食べ方

■空腹感が大切
最近の子どもたちは、就寝時間が遅いために寝坊をして食事時間がとれない、塾や部活で食事時問がとれないなどの言い訳をし、朝食を抜いたり、早食いをするようになります。

満腹中枢が十分に刺激され「満腹」と感じるまでには、食事を始めてから15分から20分の時間が必要です。早食いは、食欲にブレーキがかかる前にたくさん食べ、知らぬ間に食べ過ぎてしまいがちになるのです。このような状態が続<と、空腹感や満腹感があやふやになり、空腹でなくても食べるようになります。これは肥満の始まりです。

健康のためにも食事の時問はゆっくりかけましよう。
食事はゆっくりと30分以上時間をかけましょう。

■食べるリズムが大切
食べたいという欲求は唾液分泌を促し、消化を助けます。最近では、コンビニや自動販売機、デパ地下、フードパークなど、子ども達の身近にはたくさんの飲み物、食べ物があふれており、子ども達はいつでも簡単に食べ物を口に出来る状況にあります。

しかし家族そろっておいしく食事を行うには、空腹感がとても大切になります。
よって、食事の2時間前にはおやつをすませ、適度な運動により空腹感をもって食事をするように指導しましょう。基本は3度の食事でおやつを捕食として体内リズムを獲得することが必要です。

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コミュニケーション

2002年、財団法人生協総合研究所で行われた子どもの食生活全国調査では、約10人に1人の子どもが「昨日の夕食はつまらなかった」と答えています。

食べると言う字は人を良くすると書きます。家族と食事をすることは楽しいことである当たり前の食事の環境を作りだしましょう。食べ物を楽しくおいしく昧わって食べることは、結果的によくかんで唾液を分泌させ、さらに食欲が増す食事になります。また、ゆっくり食べるとおなかがいっぱいになることを感じます。

また、家族とともに朝食をとる小学生は学業成績が良いとの報告もあり、それ以上にそこで得られる安心感や安全感は心の発育にも大きく影響します。楽しい話題は最善のおかずです。時々は箸を休めて、1日にあったことなどをお父さんお母さんが主導して、家族で会話を楽しみましょう。

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食事時の環境

■食卓のイス
食事中の姿勢はとても大切です。 猫背は悪い歯並びのもとです。
必ず子どもが食卓に座った状態で足のつくイスか,足置きを用意しましよう。足がついていない状態では体が不安定になり,猫背になります。また、机と体の距離はこぶし一個程度にしましょう。

猫背は頭でバランスをとろうとして、正しい位置でのかみ合わせを妨げるようになります。また、足をついて食事をしないとかむ機能の低下とイライラなどの不快感を引き起こすと報告されています。

■食事中のテレビ
テしビを見ながら食事をする家庭も多いと思います。子どもたちの座る場所は定位置ですから、テレビなどが左右に偏って置かれていることも問題です。同じ方向に毎日頭を向けてかむと、偏ったかみ癖の原因となります。食事の時間はテレビを消すか、テレビをつけるならば、座る場所を家族問で交互に変えることも必要です。
*佐橋喜志夫/小児歯科臨床(2009.2)

■食卓の飲み物
最近の子どもたちの特徴的な食事には、食卓に水やお茶などの飲み物を置いて、食べ物をしっかりかまずに「流し食べ」をすることが多いようです。

ただでさえ口当たりのいいやわらかい食べ物が多いので、流し食べをするとかむ回数がとても少なくなってしまいます。また、せっかく大きなものやかみごたえのあるものを食べても、流しこむことで消化不良をおこします。

かむ力のない子どもや、食事のペースが遅い子どもを「さっさと食べなさい」とせかすことは「流し食べ」をうながしてしまいますので危険です。

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食材の選び方・調理法

お母さんに「しっかりかむ食事をしましょう」と説明すると、「スルメをたくさん食べさせるとよいでしょうか?」と必ず聞かれます。硬いものを食べることは良いことですが、硬いものだけを食べることが良いのではありません。かむ回数を増やすことが大切です。

硬いものを食べ慣れていない子どもは、かまないで丸呑みしてしまいがちです。
また、硬い穀物ばかり食べていた古代エジプトの30代のミイラは歯がすリ減ってしまっています。そして、悪い姿勢や極端な食生活や歯ぎしりなどが原因でも歯はすリ減ってきます。短命の時代ではありません。硬いものをかむことも必要ですが、歯を大切に使うことも考えましょう。

食材の選び方・調理法のポイントはかむ回数を増やせるものです。
1. 大きく切る
2. 歯ごたえを残す
3. 良材の組み合わせ
の3点に気をつけてみましよう。

■かむ回数を増やす工夫
1. 大きく切る
切る回数を減らしましょう!
お母さん、「手抜き」をしましょう! 包丁で切る回数を減らして、大きな食材で料理をしましょう。大きくすることで、前歯でかみきり、奥歯ですりつぶして歯をしっかり使うことができます。

包丁の「刃」でなく、自分の「歯」を使って食べましょう!

2. 歯ごたえを残す
かむ量や回数は、同じ食べ物でも調理法により変化し、切り方、料理の水分量などによって変わります。同じ肉でもステーキ、しゃぶしゃぶ、ハンバーク、シチューなどでかむ回数は変化します。

●選ぶ
「硬いもの」でなく「歯ごたえのあるもの」を選びましょう

●調理する
調理法にエ夫をしましょう。「このお肉、とろけるようでおいしい」という食事ではなく、「この煮物、歯ごたえがよくておいしい」という食事が望まれると思います。また、繊維のある野菜などは繊維を残すように切り方を変えましょう。 

3. 食材の組み合わせ
食材の組み合わせによってもかむ量が変化します。
納豆にチリメンジャコや高菜,タクアンを細かく刻んで加える、白米に雑穀や玄米を加えるなど、工夫することでかむ回数を増やし、かつバリエーションを持たせることができます。

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矯正歯科治療の相談

矯正歯科について 監修:すみとも歯科クリニック(世田谷区世田谷・上町駅の歯科医院)